2020年全国法律事務所ランキング200(2020年全国法律事務所ランキング100に200位までを追記)

ジュリナビは、全国の法律事務所について所属弁護士数（外国法事務弁護士を含む）を調査し（2020年１月時点）、以下の通りまとめました。2020年10月：200位までを追記しました。

５大事務所全体の新人弁護士採用数は、「72期司法修習終了者の就職状況調査」で報告の通り、7年連続で採用数を伸ばし、214名となりました。今年も5大事務所ともそれぞれ所属弁護士数2桁増となり、特に、森濱田松本は、昨対45名増となりました。それぞれ順調に組織拡大をしています。問題は、5大事務所と競合する大規模事務所が現れてこないことで、わが国の企業・金融分野でのリーガルマーケットが寡占化していることです。

5大事務所以外の企業法務系を中心とする準大手法律事務所は、昨年と同じく7位にシティユーワ法律事務所、9位に大江橋法律事務所、10位に渥美坂井法律事務所・外国法共同事業、11位にベーカー＆マッケンジー法律事務所外国法共同事業となりました。

新興系法律事務所では、ベリーベスト法律事務所が昨年同様に6位となり、増加数でも全国1位となる昨対51名増で、大きく組織を拡大していますが、まだ5大事務所の半分の規模であり、顧客層は直接競合していません。

その他の事務所では、弁護士法人アディーレ法律事務所が8位となっています。一方で昨年躍進したALG＆Associatesが14位にランクを落とし、虎ノ門法律経済事務所が13位となっています。

関西4大事務所は相変わらず前述の大江橋9位、北浜12位、御堂筋15位、淀屋橋・山上合同18位の順となっています。

また、今年の組織内弁護士の所属数を調査し、「2020年全国インハウスローヤーランキング50(2020年全国インハウスローヤーランキング20に50位までを追記)」を作成しました。

＜ジュリナビ 2020年全国法律事務所ランキング200＞

English

変動のカッコ内の数字は昨年順位。変動のカッコ内が－の事務所は、2019年～2020年に新設された事務所。
（※１ モルガン・ルイス・アンド・バッキアス外国法事務弁護士事務所、アーキス外国法共同事業法律事務所所属弁護士数含む）
（※２ 両事務所の所属弁護士合算）
（※３ ホワイト＆ケース外国法事務弁護士事務所所属弁護士数含む）

＜2020年都道府県別弁護士事務所ランキング＞

地域別 北海道・東北地方 関東地方 中部・北陸地方 関西地方 中国・四国地方 九州地方 全国

出典・免責事項・引用・転載等について

1. 本調査は、2020年1月現在の日本弁護士連合会等の公表データをもとに作成しています。
2. 本調査はできるだけ正確性を保つよう合理的な努力をしましたが、所属弁護士数は日々変動し、かつ異動情報がタイムリーに日本弁護士連合会に提供されるとは限らないため、調査結果についてジュリナビとして完全性、正確性を保証するものではありません。
3. 本調査に記載されたコメントはジュリナビ自身の見解であり、法科大学院協会や各法科大学院の見解とは一切関係はありません。
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