2021年全国法律事務所ランキング200

ジュリナビは、全国の法律事務所について所属弁護士数（外国法事務弁護士を含む）を調査し（2021年１月時点）、以下の通りまとめました。リーマンショック以来の2020年春からのコロナパンデミックによる景気低迷は、金融マーケットや不動産マーケットも好調に推移しているため今のところ法律業務に影響を与えてはいないようです。

コロナパンデミック前の昨年と比べ５大事務所は順調に組織拡大を続けています。
中でもTMI総合法律事務所は+35から+44と昨対比増減数を大きく伸ばし、順位を2位にあげました。また、西村あさひ法律事務所は+24から+38、アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業は+12から+30、長島・大野・常松法律事務所は+21から+29と昨対比増減数を伸ばしています。一方で森・濱田松本法律事務所のみが+45から+31と昨対比増減数を減らしています。
５大事務所以外の企業法務系を中心とする準大手法律事務所は、8位に昨対24名増で渥美坂井法律事務所・外国法共同事業がランクインしました。　以降、9位にシティユーワ法律事務所、10位に大江橋法律事務所、11位にベーカー＆マッケンジー法律事務所外国法共同事業が続きますが、これらの３事務所の所属弁護士数は殆ど変化がありませんでした。

新興系法律事務所では、ベリーベスト法律事務所が昨年同様に6位となり、増加数でも全国1位となる昨対59名増で、5大事務所よりも急速に組織を拡大しています。
その他の事務所では、弁護士法人アディーレ法律事務所が7位、虎ノ門法律経済事務所が13位、弁護士法人法律事務所オーセンスが昨対17名増で18位となっています。

関西４大事務所は相変わらず前述の大江橋10位、北浜12位、御堂筋14位、淀屋橋・山上合同19位の順となっています。なお、20位には弁護士法人中央総合事務所が迫っており、関西５大事務所と言ってもよいのではないでしょうか？

また、今年の組織内弁護士の所属数を調査し、「2021年全国インハウスローヤーランキング100」を作成しました。。

＜ジュリナビ 2021年全国法律事務所ランキング200＞

English

変動のカッコ内の数字は昨年順位。変動のカッコ内が－の事務所は、2019年～2020年に新設された事務所。
（※１ モルガン・ルイス・アンド・バッキアス法律事務所、モルガン・ルイス・アンド・バッキアス外国法事務弁護士事務所、アーキス外国法共同事業法律事務所所属弁護士数含む）
（※２ モリソン・フォースター外国法事務弁護士事務所所属弁護士数含む）
（※３ 弁護士法人エムパートナーズ所属弁護士数含む）
（※４ ホワイト＆ケース外国法事務弁護士事務所所属弁護士数含む）
（※５ 2020年弁護士法人キャストと比較）
（※６ ウィザーズ外国法事務弁護士法人所属弁護士数含む）
（※７ 2021年3月11日:弁護士法人心様より1月末時点の弁護士数は46名とのご連絡がありましたので修正しました。）

＜2021年都道府県別弁護士事務所ランキング＞

地域別 北海道・東北地方 関東地方 中部・北陸地方 関西地方 中国・四国地方 九州地方 全国

出典・免責事項・引用・転載等について

1. 本調査は、2021年1月現在の日本弁護士連合会等の公表データをもとに作成しています。
2. 本調査はできるだけ正確性を保つよう合理的な努力をしましたが、所属弁護士数は日々変動し、かつ異動情報がタイムリーに日本弁護士連合会に提供されるとは限らないため、調査結果についてジュリナビとして完全性、正確性を保証するものではありません。
3. 本調査に記載されたコメントはジュリナビ自身の見解であり、法科大学院協会や各法科大学院の見解とは一切関係はありません。
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