「ジュリナビ」は、先日、1月末時点の新63期生就職状況を速報しました。速報では、新63期生の就職状況の概要のみを報告しました。今回、新64期生の就職活動での参考となるよう新63期生1名採用・2名採用・3名採用の全事務所一覧を公開することにしました。
3名採用の事務所となると東京以外の地方の事務所の名前が数多く見られるようになりますが、全国で41事務所にしかすぎません。本年新63期生採用各事務所の新61期生と新62期生の過去の採用実績も添えましたので、希望事務所の採用動向がわかると思います。毎年連続して複数の新人弁護士採用に踏み切っている事務所は、業務が安定していると一般的には考えられ、新64期生の採用を行う可能性は高いと思われます。1名採用の事務所の全体に占める割合は昨年と比べ増加していますが、その連続採用事務所は25%となっており安定的な新人弁護士採用は難しいようです。
新63期生・新62期生連続採用事務所
新63期生 採用事務所数 |
新63期生・新62期生連続採用事務所 | ||
事務所数 | 連続採用割合 | ||
10名以上 | 7 | 7 | 100% |
6名~10名 | 4 | 2 | 50% |
5名 | 5 | 4 | 80% |
4名 | 8 | 7 | 88% |
3名 | 41 | 29 | 71% |
2名 | 139 | 75 | 54% |
1名 | 959 | 235 | 25% |
全体 | 1163 | 359 | 31% |
「新63期生1名採用・2名採用・3名採用弁護士事務所一覧(PDF)」はこちら
出典・免責事項・引用・転載等について
- 本調査は、最高裁判所広報課へのヒアリングや2011年1月末日現在の日本弁護士連合会等の公表データをもとに作成しています。また、新62期生、新61期生の採用数についてはそれぞれ、「ジュリナビ」運営事務局調べ、 「新62期生司法修習生進路調査速報」(2010年2月末日現在のデータ)、「新61期生司法修習生進路調査速報」(2008年12月18日現在のデータ)より引用しています。
- 本調査はできるだけ正確性を保つよう合理的な努力をしましたが、所属弁護士数は日々変動し、かつ異動情報がタイムリーに日本弁護士連合会に提供されるとは限らないため、調査結果についてジュリナビとして完全性、正確性を保証するものではありません。
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